食の折紙掲示板

 

「食の折り紙掲示板」の制作方法



掲示板の作り方をご紹介します。
たとえば、秋の風物詩をテーマにした「大根干し」の作品は、真っ白で立派な大根を大きな木に吊り下げると、うまみたっぷりの干し大根ができるというイメージです。

葉のついた白い大根と、葉を切り落として黄色くなった大根が折り紙作品です。大根以外の大きな木や落ち葉、包丁などは、すべてイラストです。折り紙作品とイラストがしっくり溶け合うように、木の幹や枝葉や包丁他も折り紙で折って形を創り出してから、イラスト化しています。 

  「大根干し 」    折り紙作品/大根  (難易度 ふつう)

※以下( )の中は、折り方の難易度を表記

11大根干し大.jpg 

新鮮でみずみずしい大根をたくさん収穫したら、ふさふさの葉っぱを切り落として、大根干しの作業に取りかかります。庭先の大きな木の枝に何本も吊り下げて、冬の味覚、おいしい干し大根を待ちましょう。はらはらと舞い散った秋の枯葉は、こげ茶・茶、黄、黄土など、 いろいろな色で塗りましょう。大根の葉にも、緑や深緑など、異なった緑色の折り紙を使いましょう。

 

月刊「食育フォーラム」編集部・Yさんの書いた記事

季節を愛で、旬を感じる 食の折り紙掲示板
「寒空に大根干し」

隔月で掲載する折り紙を使った和みの掲示板。第5回は、空気が乾燥する冬の風物詩の「大根干し」を折り紙を使って表現しました。
この時季、大根をなぜわざわざ干して使うのでしょう。一般に野菜を干すと水分が抜け、当分やうま味が凝縮されて増すことが知られています。栄養価も上がり生の大根と切り干し大根を比べるとカルシウムで約23倍、食物繊維が約16倍、鉄分は約49倍にもなるそうです。さらに保存性がよくなり、たくさんとれた大根を無駄なく使い切れます。 まさに先人の知恵ですね。
干し方は丸のまま干す「丸干し大根」と、切ってから干す「切り干し大根」があります。じつは大根干しはこの時季、誰でもかんたんに作ることができます。煮物や汁ものの具、そして漬け物と干し大根を使った郷土料理は全国各地にあります。大みそか、お正月、節分と子どもたちが日本の伝統文化を肌で感じることが多くなる時季、ぜひ掲示板をきっかけに日本の食文化について教えてあげたいものですね。

 

『食育フォーラム』誌上にB5サイズほどの、下のような線だけの、色をぬっていないイラストが掲載されています。最終的にB2サイズほどの大きさにするため、一般的なコピー機(最大A3)を使う場合は雑誌の台紙をまず4等分して、それぞれを(1)B5→A4に拡大した後、(2) A4→A3に拡大します。最後にA3に拡大された用紙を4枚つなげると完成です。
拡大コピーをする際に、白い用紙を使わず、作品によっては、薄い水色や、クリーム色」などを使っても作品がより映えます。

大根干し1Cイラスト.jpg
次に、木の幹や枝や葉、包丁などのイラストに、
自由に色を塗っていきます。
枯れ木に大根干し背景.jpg
下のような大根の折り方を説明するページを見ながら、
2種類の大根を何本か折っていきます。
大根の折り方.jpg

できあがった2種類の大根の折り紙作品

ダイコン2.jpg

木の枝に黄色い大根の折り紙作品を吊り下げるように張り付け、
木の下には白い大根を貼り付けて、掲示板の出来上がりです。

大根干し完成jpg.jpg

大根干しは、かつての日本の秋の情景のひとつですが、お正月から年末までの、日本の食卓のワンシーン他を、ご紹介しましょう。 

折紙作品が浮き立つ、楽しい掲示板

イラストが描かれた「食の折り紙掲示板」に、実際に折り紙作品を貼りつけると、イラストより折り紙作品の方がずっと浮き立って見えます。

たとえば、キュウリもぎをテーマにした、夏の掲示板をご紹介しま しょう。キュウリの茎や葉っぱやハサミはイラストで、りっぱに育ったみずみずしいキュウリが折紙作品です。折り上げて紙面に貼ったキュ ウリが、とても立体的に、おいしそうに見えませんか。

「きゅうりもぎ」 折り紙作品/きゅうり
キュウリ.jpg

次は、大きな柿の木がモチーフの、秋の掲示板です。木や葉がイラストで、熟した柿の実が折紙作品ですが、薄緑のヘタも鮮やかな色合いの実も、とても立体的に見えませんか。

「大きな柿の木」 折り紙作品/柿 
柿jpg.jpg

いくつもの折紙作品をみんなで折って、イラストを描いた紙面に貼り付けていく「食の折り紙掲示板」。とても楽しいお仕事になりました。
 

 

 
   
 
   

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