おいしい絵本・春 「そらまめくんとめだかのこ」

西田良子の企画制作室コア・プランテックでは、絵本の読み聞かせを行った後、絵本に出てくる食材等の折り紙作品を指導する、「夢キャラバン」とうい折り紙講習会を行っています。

春から初夏にかけて、おいしいお豆を主人公にした絵本をご紹介します。

お豆とメダカの友情物語
みどりのさやにちんまりとおさまった豆たちは、ころんころんとちいさ くて、どことなくユーモラス。この絵本では、そんな丸っこい豆たちに、かわいいお顔がついています。そして、手足を持った豆たちが、まるで人間のこどものように、楽しく元気に遊びまわるのです。はしゃいだり、がっかりした り、ドキドキしたり・・・・豆たちのはずむような日常が、とてもていねいに、ほほえまし く描かれています。

るかちゃん1.jpg
絵本を持つ、齋藤瑠花(るか)さん(6歳)
拡大する→

「そらまめくんとめだかのこ」  なかや みわ さく・え
  福音館書店 刊

えだまめ、そらまめ、ピーナッツ、グリーンピースにさやえんどう、ほ らゆかいな豆たちが、いつもの原っぱにやってきました。すると、おやおや、昨日の雨で小川 があふれ、大きな水たまりができています。みんなは、ベッドに使う、それぞれのさやを水に浮かべ、舟にして遊び始めます。

顔 そらまめ.jpeg
折り紙作品 顔を描いたそらまめ

豆の入っているさやを、まるでふかふかベッドのように思うのは、作者のなかやみわさんだけではないでしょう。でも、小さな豆が、自分のさやの舟をこぐなんて、とてもびっくりする、すてきな発想です。きっと子どもたちは、さやからプチプチ豆を取り出すたびに、この絵本のお話を思いだすことでしょう。
さて、みんなの 個性的なさやの舟ですが、そらまめ君だけは、 自分のベッドがぬれるのがいやで、水に浮かべることができません。そこで、ピーナツ君の茶色いからの舟に、ちゃっかり乗りこみました。ところが、おもたいそらまめ君が乗ったので、ピーナツ君の舟は、ひっくりかえってしまいます。ふたつのお豆は、あっというまに水の中へと、しずんでいきます。 
水たまりの底にあったのは、こまかなあわをつけた、白つめ草やタンポポが咲く、きれいなお花畑。水の中からあがってきた、そらまめ君とピーナツ君からの報告を聞き、 ほかの豆たちも、いっせいに水たまりの中に飛びこみました。すいすい、泳ぎまわる豆たちの前にあ らわれたのが、小川から流されてきて、まいごになったメダカの子。豆たちは、なんとかメダカ を、水たまりから小川へともどしてやろうと、知恵をしぼります。

るかちゃん2.jpg 
拡大する→

そして、さやのベッドを水とメダカをいれ、皆でベッドを持って、小川 まで運ぶことにしました。メダカの子を入れるベッドには、だれのさやが一番いいかな・・・ぴったりなのは、そらまめ君のベッドだ! 
さて、そらまめくんは、自分のベッドを、メダカの子のために、ぬらすことができるでしょうか?小さな子どもにとっては、たとえ友だちのためであっても、自分の大切 なものを提供するのは、とても決心のいることです。でも、そらまめ君は、ふかふかベッドをお水で満たし、メダカの子を入れてあげます。豆たちは力を合わせてベッドを運び、メダカの子は無事に小川へと帰れたのです。
やさしさって、なあに? 親切にしてあげるって、どんなこと? 小さなお豆たちが教えてくれる、心あたたまる一冊です。(文・平野誠子)
 
soramame画像.jpg

さやとそらまめ.jpg
折り紙作品 さやに入ったそらまめ
そらまめと皿.jpg
折り紙作品 そらまめ・皿

春のお豆の折紙作品たち

そらまめの他にも、お豆の折紙作品を、いくつか作っていますので、ご 紹介します。まずは、さやえんどうです。
さやえんどう.jpg
 折り紙作品 さやえんどう
さやえんどう ざる.jpeg
いんげんの折り紙作品も作りました。

いんげん.jpg
折り紙作品 さやいんげん 
さやいんげん ざる.jpg
 だだ茶豆.jpg
折り紙作品 ダダ茶豆
dadachamame.jpg

お豆の緑は、とても春を感じさせる色合いです。栄養満点のお豆をたくさん食べましょう。


絵本の読み聞かせと、折り紙指導の「夢キャラバン」をご希望の方は、コア・プランテックまでご連絡ください。 

r-n-plan@amber.plala.or.jp
▲このページのトップに戻る